「痛い程効く」は卒業。優しい腸セラピーと出会った日

先日、腸セラピーの研修に参加してきました。
これまでは「しっかり圧をかけるほど効く」
体質ケアには「多少の痛みを伴うのは当たり前」という考えがあり、まさに“良薬は口に苦し”という固定観念があったのですが、
今回学んだ技術はそれとは180度違い、ふわっと包むような優しいタッチで、腸と心をほぐしていくスタイル。

その繊細な触れ方に身を預けた瞬間、深く息が吸えるような、心がほどけていくような感覚がありました。
「痛み=効果」ではなく、「安心が届くほど腸は緩む」。
その気付きは大きな転換点でした。

今回の講座は、名古屋で腸セラピーを専門に行うサロンで、
腸だけを揉むのではなく “内臓と筋肉・姿勢・自律神経まで含めて全体で整える” という視点を学べたことも印象的でした。
腸は感情が溜まりやすい「第二の脳」とも言われ、自律神経や腸内環境と深く関係しています。
優しいアプローチによって、
・便秘・ガス・お腹の張りの緩和
・冷えやむくみの改善
・呼吸が深まり眠りの質向上
・ストレス・不安の軽減
・肩こり・腰の重さへの波及的変化

こうした効果が期待できることも学びました。
無理な圧ではなく、ゆるめることで自然な巡りが生まれる。それは身体だけでなく気持ちの余白にもなるケアだと感じました。

今回の学びを通して、「必要以上に押す」のではなく、「身体が安心してほどける余白をつくる」施術を目指したいと思いました。
腸が整うと体の軸が整い、思考も軽くなる。
その実感と感動を、これからのお客様にも届けたい。

まだ練習の段階ではありますが、腸と心に寄り添うセラピーを形にしていきます。
「痛みではなく安心で緩む」この新しいアプローチを、施術へ丁寧に育てていきます。